COPD 慢性閉塞性肺疾患(2022.1)

日本のガイドラインでは,慢性閉塞性肺疾患(COPD)は「タバコ煙を主とする有害物質を長期に吸入曝露することなどにより生ずる肺疾患であり,呼吸機能検査で気流閉塞を示す.気流閉塞は末梢気道病変と気腫性病変がさまざまな割合で複合的に関与し起こる.臨床的には徐々に進行する労作時の呼吸困難や慢性の咳・痰を示すが,これらの症状に乏しいこともある」と定義される。

COPDの重症度は気流閉塞の程度のみならず,気道可逆性の程度,臨床症状,生活の質(QOL)や日常生活動作(ADL)の程度,増悪の頻度,体重減少,呼吸不全や換気不全,肺高血圧症や心不全など肺合併症や全身併存症によって総合的に評価される.そのためCOPDを単なる肺の疾患とするのではなく,全身性疾患としてとらえる考え方もある。
(今日の治療指針2020年より抜粋)

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